テクノラティジャパンは8月29日、衆議院議員選挙に関するブログ調査の2回目の結果を発表した(第1回の関連記事)。
今回の調査は8月15日から29日までの間、国内主要ブログサービスを利用する70万余りのブログを対象に実施した。ブログの数は前回の調査時には62万余りだったので増えている。また、調査結果は前回と同様に、政党別のブログ記事数や注目候補者別のブログ記事数、注目キーワード別のブログ記事数をテクノラティのキーワード検索技術を使って検索し、ヒットしたブログの記事数をグラフ化した。
「郵政民営化」に言及しているブログ数は29日午前10時現在で5万2163件で、ここ2週間で2万件以上の記事数が増えている(グラフ1)。これらのブログのほとんどが今回の選挙について触れているため、「選挙について書いているブログ記事が5万2000件以上あると言い換えられそうだ」とテクノラティでは見ている。
また、国民新党や新党大地、新党日本などの「新党」についての記事数が26日午前10時の測定で1万2581件に達し、民主党に関する記事数の1万2234件を上回った(グラフ2)。29日午前10時現在の政党別ブログ記事数は自民党が1万4276件、新党が1万3897件、民主党が1万3313件となっている。
一方、注目候補者別に見ると、佐藤ゆかり氏に関するブログがテレビ出演などのあった27日から急増し、同日午前10時時点での記事数は1768件と、前日の1062件から増加し、小池百合子氏の1474件を上回った(グラフ3)。同時点での野田聖子氏についての記事数は2501件だった。29日午前10時現在の注目候補者別のブログ記事数は、堀江貴文氏(「ホリエモン」AND「出馬」、「堀江貴文」AND「出馬」の検索ヒット数の合計)が6072件、亀井静香氏が4746件、野田聖子氏が2680件、佐藤ゆかり氏が1914件、小池百合子氏が1519件となっている。
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