「総選挙にブログが影響を与える」52.4%--ホットリンク調査

別井貴志(編集部)2005年08月22日 18時01分

 ホットリンクは8月22日、マクロミルの協力により「ブログと世論形成」に関する調査を実施し、その結果を公表した。

 有効回答数は103名で、このうち92.2%が「ブログを知っている」と答えた。しかし、「ブログ専用の検索エンジンを使ったことがあるか」という問いに対しては、「ない」が77.7%と「ある」の22.3%を大きく上回った。「今後ブログ専用の検索エンジンを使ってみたいと思うか」との質問に対しては、「使ってみたい」が54.4%、「使いたいと思わない」が45.6%だった。

 調査では、次に口コミとブログについて聞いた。「ブログやネット上口コミ情報を活用して情報収集をしたことがあるか」という質問に対して、「ある」が61.2%、「ない」が38.8%だった。情報を収集したことがある人に「何の情報を収集したか」を聞くと、もっとも多かったのは「商品」で68.3%の人が答えた。次いで、「芸能」が39.7%、「音楽などのエンターテインメント系情報」が31.7%、「時事ニュース(事件など)」が23.8%と続く。

 設問では、総選挙についても聞いている。「9月に行われる今回の総選挙にブログは影響を与えると思うか」という質問に対しては、全体の52.4%が「与える」と答え、「与えない」との答えは47.6%だった。また、「今回の総選挙に関してブログやネットの口コミ情報を参考にしたいと思うか」という質問に関しては、「有効な情報があるなら参考にしたい」という答えが62.1%ともっとも多かった。そして、「まったく参考にしない」が20.4%、「ほとんど参考にしない」が14.6%、「積極的に参考にしたい」が2.9%だった。

 「将来、選挙や世論形成にブログやネットの口コミ情報が影響を及ぼすか」という質問に対しては、「はい」との答えが72.8%を大きく占め、「いいえ」は27.3%だった。

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出典:ホットリサーチ

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