Appleは米国時間4月21日、同社のハイエンド画像編集管理ソフトウェア「Aperture」のプラグインを開発するソフトウェア開発キット(SDK)をリリースした。
世界を変えパラダイムをシフトさせるドキドキの「iPhone」向けSDKとは違うことはわかっている。それでも、Appleが長年にわたり要求に応えてきた「プロのクリエーター」市場にとっては重要なことは変わらない。
ApertureのSDKは、Apple以外の外部開発者たちがApertureの機能を拡張できるように作られており、この動きによって「Adobe Photoshop Lightroom」との競争は面白みを増す。Adobeは通常版の「Photoshop」向けのプラグインを開発するサードパーティー企業を大量に抱えてはいるが、Lightroomの重要な編集機能については、まだ通常版の域には達していない。とはいえ、たくさんの開発者が読みだし機能、画像処理のプリセット、さらにはジオタグを付加するツールなどでLightroomの機能を拡張している。
Apertureのプラグインを開発する企業として、Appleは、Tiffen、Digital Film Tools、Nik Software、Image Trends、PictureCodeなどを挙げている。
ApertureのSDKは「Apple Developer Connection」のサイトからダウンロードできる。また、いくつかのプラグインはすでに公開されており、こちらからダウンロードできる。コミュニティーサイトの「Aperture Plugged-In」ではさらに詳しい情報を入手できる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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