9月の新学期シーズンに向けたGatewayの戦略が今週、明らかになった。同社はここで、低価格ラインのマルチメディアノートPCにフォーカスする模様だ。
小売パートナーの商品棚にはすでに新モデルが並びはじめており、7月第1週以降はパートナー以外の店にも新モデルが届くことを、Gatewayの代表者は明らかにした。新モデルには、Gatewayの14インチ、15インチのディスプレイを持つミッドレンジのノートPC、ハイエンドの「Platinum」製品ラインなどが含まれる。
同社は、Advanced Micro Devices(AMD)の最初のデュアルコアノートPCプロセッサ「Turion 64 X2」を搭載した製品、Intelの「Core Duo」「Core Solo」を搭載した製品を小売パートナーに出荷する計画だ。AMDは、5月にTurion 64 X2を発表した際、Gatewayを支持ベンダーとして挙げていた。だが、同プロセッサを搭載したノートPCの仕様に関する詳細情報はまだ公開されていない。GatewayはX2プロセッサを重さ5ポンド(約2.3kg)の2機種のノートPCで採用し、AMDのシングルコアプロセッサの「Turion 64」を別の2機種のノートPCで採用する。
12機種の最新ノートPCのうち、8機種はIntelのチップ「Core Duo」「Core Solo」「Celeron M」を搭載する。Intelは8月にノートPC向けプロセッサ「Merom」(開発コード名)を発表する計画であることから、同プロセッサは第4四半期に提供を予定しているハイエンド機種に搭載されると思われる。
Current Analysisのアナリスト、Sam Bhavnani氏によると、Gatewayは「Windows XP Media Center Edition」を搭載したノートPCに799ドルの値をつけるなど、素晴らしい価格帯を実現しているという。だが、同社の最新のノートPCは、製品設計の観点から見ると目新しさに欠けており、Hewlett-Packardや東芝などのライバルに差をつけることは難しいだろうとBhavnani氏は続けた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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