日立製作所は6月23日、IP電話などの通信システムとグループウェアなどの情報システムを融合させるソリューションCommuniMaxの提供を6月25日に開始すると発表した。両システムを連携させたことで、各種機能がワンストップで入手可能となり、企業におけるオフィスコミュニケーション環境の整備、業務の効率化、生産性の向上が実現するという。
同ソリューションは、各企業に最適なIPテレフォニーシステムの導入を行う「IP電話化ソリューション」、携帯電話やPDAなどを活用する「ユビキタスコミュニケーションソリューション」、情報IP電話技術で工場など現場業務の生産性向上を図る「業種/業務向けソリューション」、テレビ会議やグループウェアとIP電話システムを連携させてオフィス内の生産性向上を図る「オフィスコラボレーションソリューション」で構成される。
システム連携は、IP電話システム、グループウェアGroupmax、他社製グループウェア、コラボレイティブEビジネスプラットフォームCosminexusなどのあいだで行う。さらに、業務アプリケーションシステムとの連携については、IP電話サーバやソフトフォン上のAPIとしてオープン性の高いJava技術を採用することで、日立グループ内だけではなく、各種業務アプリケーション開発を行うベンダーとも協調していく。
通信プロトコルはIPv6を採用し、標準装備されているIPsec、プラグ&プレイなどの機能も活用する。
CommuniMaxに含まれる各ソリューションの概要と提供開始時期は以下の通り。価格はいずれも個別見積もりとする。
【IP電話化ソリューション】
【ユビキタスコミュニケーションソリューション】
【業種/業務向けソリューション】
【オフィスコラボレーションソリューション】
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