ミラクル・リナックスと中国のRed Flag Softwareは3月31日、共同開発していたアジア市場向けLinux OSであるAsianux 1.0ベータ版の完成を発表した。さらに両社は、Asianux対応製品向けの認定アプリケーションプログラムAsianux Certification Programについても明らかにした。
Asianux1.0は、両社が共同開発した企業システム向けLinux。両社はAsianuxを一切変更せず、それぞれのブランドであるRed FlagDC 4.1およびMIRACLE LINUX V3.0を付けて2004年6月中旬に出荷する。
両社はAsianux Certification Programを通じ、Asianux上で検証作業を行うソフトウェア/ハードウェア企業を支援する。具体的には、プログラム参加企業に対しAsianuxのベータ版、技術情報、サポート、両社製品への早期評価を含む各種資料を提供するとしている。「MIRACLE LINUX V3.0とRed Flag DC4.1がAsianux対応となるため、参加企業は両Linuxディストリビューションを稼働検証する時間とコストを削減できる」(両社)
なお、現在40社以上の企業が同プログラムに参加し、Asianux 1.0への対応を表明しているという。
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