NTTドコモは4月27日、PHSとPDC方式の第2世代携帯電話サービスである「シティフォン」のサービス終了日を発表した。PHSは2008年1月7日に、シティフォンは2008年6月30日に、それぞれ終了となる。
シティフォンは、NTTドコモとNTTドコモ東海、NTTドコモ関西が提供しているが、NTTドコモ関西でのサービス名称は「シティオ」となっている。
現在、各サービスの利用者には、FOMAを中心としたドコモの携帯電話への変更について、ダイレクトメールやドコモショップなどで案内。また、PHSサービス利用者向けに、PHSサービスを提供しているウィルコムへの案内についても、準備を進めている。
また、PHSデータ通信を定額料金で利用できるサービス「@FreeD」の代替として、定額料金で64kbpsパケット通信が利用可能な料金プランを準備している。
このプランは、2007年10月以降の提供開始を予定し、基本料金は月額4200円で、利用可能な機種はHIGH-SPEED対応のFOMA端末。送受信最大64kbpsのパケット通信で、定額料金の対象となる通信は、日本国内から定額対応アクセスポイントへ接続した場合のパケット通信となる。
なお、このプランを契約した場合は、音声通話、テレビ電話・64Kデータ通信(回線交換)などのデジタル通信、およびiモードは利用できない。
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