イー・アクセスの子会社で2008年3月より携帯電話サービスを開始する予定のイー・モバイルは9月11日、第3世代移動通信サービスのローミングについてNTTドコモと基本合意したと発表した。これにより、イー・モバイルが2008年3月の時点で、音声サービスを全国で提供できるようになる。
イー・モバイルは当初、東名阪を中心にサービスを展開していく計画で、サービス開始時点での人口カバー率は50%以上を目標にしていた。ドコモの回線とローミングすることで、イー・モバイルの契約者はFOMAが通じるエリアであればどこでも音声通話サービスが利用できることとなり、人口カバー率は99%以上となる。
イー・モバイルがドコモからローミングを受ける地域は、東名阪などを除く31県。ローミングの期限は2010年10月となっているため、それまでに自前での全国ネットワークを構築していく考えだ。
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