イー・アクセスは、モバイルWiMAXの屋外実証実験に向け、実験用無線局免許を4月24日に総務省へ申請したと発表した。2006年6月から1年間にかけて、東京23区内においてさまざまな屋外実証実験を行う。
モバイルWiMAXは「IEEE802.16e」とも呼ばれる無線通信の標準規格。1台のアンテナで半径約50kmをカバーし、最大70Mbpsでの通信を可能にするWiMAX(IEEE802.16a)をモバイル使用に対応させたもの。
屋外実証実験では、2.5GHz帯電波伝搬、伝送速度、周波数利用効率、移動性(モバイルIP技術、ハンドオーバー技術を含む)などのほか、ストリーミングや動画チャット、オンラインゲーム、VoIPなどのアプリケーションの検証も行われる。イー・アクセスは、米WiMAXフォーラムのプリンシパル会員として標準化完了に向け貢献しているほか、総務省の技術的条件作業班にも参加している。今回の実証実験で得られるフィールド測定データは、これらにも提供される予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス