ソフトバンクは6月30日に開催した取締役会で、ソフトバンクが保有する、あおぞら銀行株式全株を米国投資ファンドCerberus NCB Acquisition(サーベラス)に売却することを決議した。サーベラスが今後実施する公開買い付けに応募する形で売却手続きを進める。
ソフトバンクはあおぞら銀行株式の48.87%を保有しており、売却額は1011億円、単独決算上の株式売却益は約500億円になる見込み。売却時期は2003年8月下旬を予定している。なお、サーベラスは長期信用銀行法に基づく認可を取得する必要がある。
ソフトバンクでは売却によって得た資金をYahoo! BBなどのブロードバンド事業に投資するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス