ライブドアは7月15日、総務省が新たに携帯電話用周波数として開放する予定の2GHz帯に参入する方針を明らかにした。同社がすでに発表した公衆無線LANサービス「D-cubic」(関連記事)と組み合わせ、データ通信サービスを全国展開する。
2GHz帯への参入においてライブドアは、高速データ通信方式「iBurst」を採用する。同技術では、下り最大約1Mbps、上り最大346kbpsのスループットが可能だ。同社は京セラよりiBurstの通信機器を調達する予定で、通信インフラは、D-cubicと同様にパワードコムの協力を得て整備する。
総務省では、2GHz帯について新規事業者1社に割り当てるとしているが、2GHz帯への参入は、ライブドアのほか、マルチメディア総合研究所の子会社アイピーモバイルや、PHS事業を行うウィルコムが希望している。総務省では、2005年12月末までには割当先を決定する予定だ。
ライブドアでは、参入が認められた場合、2006年にはサービスを開始したいとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス