ボーダフォンは4月28日、1.7GHz帯の実験局免許を総務省に申請したと発表した。同周波数帯の実験局免許申請はイー・アクセス、ソフトバンクグループのBBモバイルに次ぐ3社目となる。
1.7GHz帯は総務省が2006年にも新規割り当てを行う予定の周波数帯だ。携帯電話事業への新規参入を狙う事業者と、より多くの周波数幅を利用したい既存事業者の両方が同周波数帯の割当を希望している。
ボーダフォンは第3世代携帯電話(3G)サービスの契約数が今後増加すること、パケット通信の定額サービスなどによって3Gのトラフィックが増えることなどから、現在3G用に割り当てられている2GHz帯の周波数だけでは電波が逼迫(ひっぱく)する恐れがあるとして、1.7GHz帯の割り当てを希望している。
実験免許を取得した場合、千葉県内において、1.7GHz帯における電波伝搬特性やビルなどの建築物による遮へいの影響、ビル内への透過損失の測定などの実証試験を、約6カ月間実施する予定としている。
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