ソフトバンク クリエイティブは8月2日、韓国のデジタルサイネージ事業者Finger Touchとその親会社であるTubecommとの間で、日韓におけるデジタルサイネージの共同事業について基本合意したと発表した。
これにより3社は、日韓の交通の要所にサイネージ端末を設置し、周辺地図やニュースなどのコンテンツおよび広告をネットワーク経由で配信する。また、タッチパネルに触れると日本語から韓国語に切り替わる多言語対応の端末やコンテンツの開発も進め、観光客に自国語で情報を提供できるようにするという。
このほか、サイネージ端末の設置や設置場所の確保、コンテンツの制作や調達などを行うほか、共同で広告商品の企画立案や営業などを実施する予定という。加えて、サイネージ運用事業者であるストリートメディアと映像コンテンツ配信サービス事業者のフォーセットの協力のもと、共同事業を展開する考えだ。
ソフトバンク クリエイティブは今後、中国などアジア地域での共同事業も計画するとしている。
ソフトバンク クリエイティブによると、Finger Touchは韓国ソウルの地下鉄駅にある約900台のサイネージ端末を運用しているという。ソフトバンク クリエイティブもまた、ストリートメディアやCOMELと共同でサイネージ事業「福岡街メディア」を展開している。
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