Googleは、ディスプレイ広告の売り手と買い手を結びつけるディスプレイ広告企業Invite Mediaを買収したことを認めた。
Googleは検索広告で収入を上げているが、DoubleClickの買収に始まり、数年前からディスプレイ広告を、成長する可能性を秘めた機会であるとにらんでいる。Googleは米国時間6月3日、同社のDoubleClickブログで、Invite Media買収を発表した。これに先立ちMediaMemoは2日、同買収が約7000万ドルで予定されていると報じていた。
Invite Mediaでは、広告主が、利用可能な広告スペースをアドエクスチェンジで「リアルタイム」に入札することができる。Googleが子会社であるDoubleClickを介して2009年秋に立ち上げた「DoubleClick Ad Exchange」に似ている。Googleは、DoubleClick Ad Exchangeに加えて他のエクスチェンジから広告在庫を購入するために、Invite Mediaの技術を利用することができ、またその予定であると述べた。
Googleの製品管理担当バイスプレジデントを務めるNeal Mohan氏はブログ投稿で、「リアルタイム入札とディスプレイ広告の多大な可能性にわれわれは期待している」と述べた。Invite Mediaは、Googleが2010年に入ってから買収した数多くの企業の1つにすぎない。同社による買収のペースは、まったく衰える様子がない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス