SankeiBizなどの報道によると、通信販売の日本直販を運営する総通が11月9日、民事再生法の適用を大阪地裁に申請した。同日に地裁から保全命令を受けている。帝国データバンクによると、負債総額は約174億円。
報道では、日本直販はトランスコスモスをスポンサーとして通販業務を継続する方向で協議している。
トランスコスモスはCNET Japanの取材に対して「基本合意書を締結した」とコメントしている。
トランスコスモスの主力事業はアウトソーシングサービスで、コールセンター業務も請け負っている。日本直販がトランスコスモスの顧客かどうかは「お客様の情報なのでコメントできない」(同社 広報宣伝部)としている。
11月9日 午後6時50分 追記:
トランスコスモス広報宣伝部から、総通は同社の顧客ではないという回答を得た。現時点で両社の間に取引関係はないという。
今回の基本合意は「ビジネスの再建をともに務めるという合意」(同)であり、今後どのような形で再建を進めるか、事業形態や金額をふくめて詰めていく考えだ。
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