トランスコスモスは3月14日、ソーシャルメディアでのマーケティング支援など、運用を専門に行う「渋谷ソーシャルメディアセンター」を東京・渋谷の本社ビル内に開設し、同日より業務を開始したと発表した。
トランスコスモスでは2011年5月に「ソーシャルメディア運用サポートサービス」を開始し、同年6月には米Wildfire Interactiveとの提携を発表。ソーシャルメディアマーケティングプラットフォーム「Wildfire」を日本国内で提供するなど、これまでソーシャルメディアでのアカウント設計から運用監視、分析、サポートまでのサービスを展開している。運用サービスについてはクライアント企業への常駐、同社の主力事業であるコールセンターで受託するなどして対応してきたが、今回ソーシャルメディア関連業務を渋谷ソーシャルメディアセンターに集約した。
トランスコスモス 理事の植松芳宏氏は2012年度の重点サービスとして、ソーシャルメディアへの記事投稿やライティングなどを行う「ソーシャルエンゲージメントサービス」とTwitterやFacebookでのサポートを中心とした「ソーシャルサポートサービス」の2つを掲げる。今後は同センターでソーシャルメディアでのエンゲージメントに特化したスタッフ「ファシリテーター」を2012年度内に25名以上育成し、全国のコールセンターや、各地に新設する「ソーシャルセンター」に展開していく。
ソーシャルメディアセンターにおけるソーシャルメディア運用サポートサービスの参考価格は、ソーシャルメディア運用(投稿代行、監視)で15万円から。キャンペーン構築・運用で150万円から。アクティブサポートで60万円からとなっている。
また同日、トランスコスモスが国内で展開するWildfireのアップデートも発表された。Wildfireは、Facebookページの作成ツールである「ページマネージャー」、ソーシャルメディア上で懸賞の実施やクーポンの発行が可能な「プロモーションビルダー」、ソーシャルメディアの投稿管理ツールとである「メッセンジャー」、ソーシャルメディアでの効果などを分析する「アナリティクス」の4つの機能で構成されたスイート製品。
今回のアップデートにより、スマートフォンおよびタブレットにおけるFacebookキャンペーンに対応した。キャンペーンは1つのテンプレートで構築すればPC、スマートフォン、タブレットで利用できる。
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