Twitterは、電子メールマーケティングを主力とする創業2年半の企業、RestEngineのチームを採用した。
RestEngineは自らを、アプリケーションの開発者とパブリッシャーを対象とした「ソーシャルマーケティング自動化ソリューション」と説明している。同社はパーソナライズしたマーケティング向けの電子メールサービスを提供しており、顧客にはRockYou、Ustream、CrowdStarなどが名を連ねる。
TechCrunchが最初にこの買収について報じ、4月末に手続きが完了したと伝えている。RestEngineは米国時間5月10日、同社のウェブサイトにアクセスするとポップアップ表示される発表文で、今回の買収についてユーザーに次のように述べた。
われわれは、RestEngineチームがTwitterの部隊に加わると発表できることに大変興奮している!わずか2年半ほど前、われわれはRestEngineを創設し、ソーシャルアプリのパブリッシャーが購読者のソーシャルグラフに基づいてターゲット化された1対1の電子メールを送信できるよう支援を始めた。主要なソーシャルアプリのパブリッシャーたちと協業できる機会を持てたことは素晴らしい経験だった。われわれは顧客と協力して当社のソーシャルマーケティング自動化プラットフォームの見直しを進めながら、アウトバウンドソーシャルマーケティングというまったく新しい世界の、新たなベストプラクティス一式を定義してきた。われわれは今後、当社が持つ電子メールの技術やマーケティングの自動化に関するノウハウを、Twitterにおいてはるかに大きな規模で提供できることに興奮している。
TechCrunchによると、RestEngineの共同創設者であるJoe Waltman氏はTwitterに移籍せず、また既存のRestEngineサイトは閉鎖されるという。
Twitterは過去数カ月間、立て続けに買収や雇用を行っている。4月には、ソーシャルメディアの分析を手がける新興企業Hotspots.ioを買収した。それ以前には、Posterous、Summify、TweetDeckを買収している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」