Googleは、同社が風力発電プロジェクトへの投資誘致を促進すると期待している金融モデルを使って、カリフォルニア州の大規模風力発電施設に1億200万ドルを投資することを明らかにした。
Googleは米国時間6月22日の公式ブログで、Alta Wind Energy Center(AWEC)への今回の投資は同社が5月に同施設に投資した5500万ドルに続くものであり、これで同社の再生可能エネルギーへの投資総額は7億8000万ドルになったと述べた。
GoogleとCitibankはAWECの新プロジェクトであるAlta Vに投資している。Alta Vが完成すれば、1550メガワットの発電能力を持つようになる見通しだ。さらに専用の送電線も敷設される予定である(Tehachapi Renewable Transmission Project)。
グリーンビジネス事業担当ディレクターであるRick Needham氏は、「われわれはAWECでの270メガワットのクリーン風力エネルギー生成に1億5700万ドルを投資してきた。これにより、われわれの投資総額は7億8000万ドルを突破した。そのうち約7億ドルは2011年に投資したものだ。この投資は全て、われわれに魅力的な金銭的見返りをもたらすだけでなく、1.7ギガワットを超えるクリーン再生可能エネルギーの実現を加速する助けになる」と述べた。
Googleには同プロジェクトに投資することで、再生可能エネルギープロジェクトへの投資者に適用される連邦税控除を受けられるという利点がある。Alta V風力発電施設を所有するのはGoogleとCitibankということになるが、両社はその後、同施設をTerra-Gen Powerにリースする予定であり、Terra-Gen Powerが長期契約の下で同プロジェクトの管理および運営を担当する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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