ルノー・日産アライアンスは4月9日、オーストラリア首都特別地域(ACT)政府と、ゼロ・エミッション車の普及に向けた検討のためのパートナーシップを締結したと発表した。同日、覚書に調印している。今後はそれぞれワーキングチームを発足させ、ACTにおけるゼロ・エミッションモビリティの実現に向けて協力する。
現地子会社である豪州日産CEOのダン・トンプソン氏によると、日産は2012年に、オーストラリア市場に対してゼロ・エミッション車を投入する計画であるという。ACTのジョン・スタンホープ首相は、「電気自動車の導入によりCO2排出量を削減することは、私たちが2060年を目標に行っている、CO2の排出と吸収を平衡にする活動を達成する上での重要なステップとなるだろう」と述べている。
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