MicrosoftがYahoo幹部をまた1人引き抜いた。
Yahooのオペレーション担当バイスプレジデントを務めたKevin Timmons氏がMicrosoftに移った。Microsoftのインフラストラクチャサービス担当ゼネラルマネージャーのArne Josefsberg氏のブログ投稿によると、Timmons氏は新しい役職でデータセンターチームを率いるという。
Microsoftは2009年2月、YahooのバイスプレジデントであったLarry Heck氏を迎え入れることを発表した。他にMicrosoftへ移った顔触れとして、Microsoftのオンライン部門を統括するQi Lu氏や、Sean Suchter氏、そしてScott Moore氏(もともとはMicrosoftに在籍しYahooへ転職したが、現在はMicrosoftに戻っている)が挙げられる。
Microsoftは、Yahooの全部門を買収する意思はもはやないと述べてきたが、明らかにYahooから人材を喜んで迎え入れ続けている。また、Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏は2社間における何らかの検索事業の提携を強く求め続けてきた。
5月に開催されたD: All Things Digitalカンファレンスで、YahooのCEOを務めるCarol Bartz氏は2社間の協議が継続していることを認めた。しかしアナリストらは、提携が結ばれる可能性は低いと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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