HOYAとペンタックスは12月21日、2007年10月1日をもって合併し、両社の経営を統合することで基本合意したと発表した。2007年4月上旬の最終契約の締結に向け、引き続き協議を進めていくとしている。
統合後の新会社の名称はHOYAペンタックスHD(英文名称:HOYA PENTAX HD Corporation)。取締役会会長には浦野文男氏(現ペンタックス代表取締役社長)、代表執行役最高経営責任者には鈴木洋氏(現HOYA代表執行役最高経営責任者)が就任する予定。
HOYAを存続会社とし、HOYAの上場取引所である東京証券取引所市場第一部への上場を継続する。合併比率はペンタックスの普通株式1株に対し、HOYAの普通株式0.158株となっている。
新会社では、戦略本社機能を担うコーポレート部門のもとに、両社の各事業を、ライフケア、オプティクス、情報エレクトロニクス、アイケア、イメージングシステムなどの事業分野に再編し、事業分野ごとに、HOYA、ペンタックスそれぞれのブランドを生かすという。
また、情報エレクトロニクス分野とアイケア分野の安定した収益力を投入することにより、ライフケア分野の戦略的成長を目指すとともに、オプティクス分野の垂直統合によって事業構造を質的に転換し、競争力のさらなる強化を実現するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」