ペンタックス、初の有効1000万画素のコンパクトデジタルカメラなど

 ペンタックス(浦野文男社長)は、同社初の有効画素数1000万画素のコンパ クトデジタルカメラ「ペンタックス オプティオ A20」を9月下旬に、有効画素 数700万画素の単3乾電池専用モデル「ペンタックス オプティオ M20」を9月上 旬に発売する。価格はともにオープン。実勢価格は「A20」が4万5000円前後、 「M20」が2万円台後半の見込み。

 「オプティオ A20」は、1/1.8型の有効1000万画素の大型CDD、独自の手ぶ れ補正機構「SR(シェイクリダクション)」や「ぶれ軽減モード」など3種類 のぶれ補正機能を搭載した上位モデル。レンズは、独自のコーティングを施し、 ゴーストなどの発生を低減させた高性能レンズ「smc PENTAXレンズ」を搭載。 新型ASIC(特定用途向け集積回路)により、画像処理性能も強化した。

 「SR」は、ジャイロセンサーが検知したぶれ量に対して、CCDを水平・垂直 に動かすことで画像のぶれを軽減する独自の機構。シャッターを押す瞬間に起 こりやすい、静止画撮影時の手ぶれ画像補正に優れた効果を発揮する。「ぶれ 軽減モード」は、被写体の明るさに応じて最高ISO1600まで自動的に感度を上 げて撮影し、「手ぶれ」と被写体が動くことで発生する「被写体ぶれ」の両方 を軽減する。動画撮影時の手ぶれを補正する電子式の動画手ぶれ補正機能も備 える。

 一方、「ペンタックス オプティオ M20」は、バッテリーに旅行などに便利 な乾電地タイプのエントリーモデル。優れたバッテリー寿命を持ち、単3形ア ルカリ電池使用時で約220枚、単3形リチウム電池使用時は約700枚まで撮影で きる。さらに「ぶれ軽減モード」などを新たに搭載し、画素数を従来モデルの 有効600万画素から700万画素に引き上げた。

 記憶媒体は、2機種とも従来と同じSDメモリカードに加え、その上位規格、S DHCメモリカードに新たに対応した。本体に約22MBのメモリも内蔵する。

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