ペンタックスは5月23日、有効610万画素のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K100D」および、薄型の広角レンズ「smc PENTAX-DA 21mm F3.2AL Limited」を発売すると発表した。
PENTAX K100Dは、本体サイズ幅129.5mm×高さ92.5mm×奥行き70mm、重量560gという扱いやすさを重視したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラだ。有効画素数は610万画素で、モニター部分には上下左右それぞれ140度の視野角をもつ2.5型液晶を採用している。
機能面では、CCDを上下左右に動かす独自の手ブレ補正機構「SR(Shake Reduction)」、ピント合わせが容易な11点ワイドAF、ISO3200に対応したオート感度設定機能、状況に応じて各種設定を自動変更する「オートピクチャーモード」など、初心者にも使いやすい仕様となっている。
また、最高1/4000秒の高速シャッター機構、秒間約2.8コマの連続撮影も備えており、中級者以上でも満足できる仕上がりといえる。価格はオープン価格で、発売日は7月下旬を予定。生産数については当初月産1万5000台の予定だ。
同時に発表されたsmc PENTAX-DA 21mm F3.2AL Limitedは、35mm判換算で焦点距離32mmに相当する広角のデジタル一眼レフカメラ専用交換レンズだ。全長25mm、重量140gというコンパクト設計に加え、装着状態でもレンズ部の突出が小く持ち運びに適している。レンズ鏡筒、フード、キャップにはアルミ削り出しの素材を採用している。
第8レンズに使用されたハイブリッド非球面レンズ、フローティングシステムなどの採用により、近距離から遠距離まで優れた描写性能を発揮している。製品はフードケース付きとなっており、価格はオープン価格。発売は6月下旬で、生産数については当初月産1000本を予定している。
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