MCJ(浅貝武司社長)は10月30日、携帯オーディオブランド「iriver」商標の使用権取得と、同ブランドを活用した新規事業の開拓などを目的とした子会社を同日付で設立すると発表した。新会社の名称は「iriver japan」で、資本金は1000万円。MCJが全額出資し、代表には浅野樹美氏が就任する。
「iriver(アイリバー)」は、韓国のレインコムが登録商標を所有し、主に携帯オーディオ機器のブランド名として認知されている。MCJは今回、レインコムの海外事業戦略の転換にともない、既存事業の受け皿となる新会社を設立し、iriverブランドを活用しながら相互利益を追求することで、レインコムと基本合意した。
今後は、携帯オーディオの販売を新会社「iriver japan」で行う一方、通信、音楽配信、動画配信市場への参入を見据え、iriverブランドを冠した高機能型複合ポータブルデバイスの開発・製造・販売を目指す。また、同社グループのユニティを通じてハードウェアベンダーの台湾ASUSTeK社との連携を深め、デザイン性、付加価値の確保にも注力する。
なお、レインコムとは、日本国内におけるiriverブランドの独占的使用権取得に向けて現在交渉中で、近日中に正式な販売代理店契約を締結する予定。
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