USENは5月24日、同社が保有するエイベックス・グループ・ホールディングス(AGHD)株式の一部を譲渡したと発表した。
USENは2月20日にもAGHD株式の一部を譲渡し、持分比率を10.0%に引き下げているが、今回の譲渡により、持分比率は3.9%になる。USENは引き続きAGHD株式の持分比率を低下させる予定だ。USENは、今回の取引による、ビジネス上でのAGHDとUSENの関係に変更はないとしている。
譲渡株式数および譲渡前後の所有株式数の状況は、異動前の所有株式数が463万1700株(所有割合10.0%)、譲渡株式数は280万株で、異動後の所有株式数は183万1700株(所有割合3.9%)となる。株券の引き渡しは5月29日の予定。
今回の取引により特別利益(株式譲渡益)が発生する見込みだが、業績の見込みについては、詳細が確定次第発表するとしている。
一方、AGHDは、同社の主要株主ならびに筆頭株主であるUSENが、5月24日付でAGHD株式を大和証券エスエムビーシー(SMBC)に譲渡したことにともない、主要株主ならびに筆頭株主に異動が生じたと発表した。
今回の株式譲渡により、USENはAGHDの主要株主および筆頭株主ではなくなり、替わって所有株式数413万600株(所有割合8.94%)の日本トラスティ・サービス信託銀行がAGHDの筆頭株主となった。
なお、AGHDによれば、大和証券SMBCは、今回取得したAGHD株式を機関投資家を中心に売却する予定だとしている。
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