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「自分の築いた会社ではなくなってしまった」:SUSE LINUXの共同創業者がノベルを退社

2005/11/10 18:17
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 SUSE LINUXの共同創業者であり、カーネルチームのメンバーであるHubert MantelがNovellを退社した。Novellはドイツのサーバソフトウェア企業SUSE LINUXを2004年に買収した。

 Mantelは米国時間9日にSUSE Linuxメーリングリストに宛てた電子メールのなかで辞職を発表し、翌10日にNovellもその事実を確認した。

 Mantelは、電子メールの中で「SUSE/Novellを退社する決意をした。現在のSUSE/Novellはもはや、13年前に私が築いた会社ではなくなってしまった」と述べた。「これまでSUSEのカーネルを10年以上管理してきた私の後継者として、Novellの取締役会は優秀な人材をすぐに見つけるだろうと、確信している」(Mantel)

 Novellの広報担当Bruce Lowryは「Mantelの決断は会社には影響しない。彼はカーネルチームの1メンバーにしか過ぎず、われわれの企業戦略や会社の経営力には影響がない」と述べた。

 NovellはSUSE LINUXを2003年に2億1000万ドルで買収して以来、オープンソースビジネスを迅速に構築することのプレッシャー下にある。Novellは先週、Linux製品の品質を向上させることや、従業員600人を解雇すること、Celerant Consultingを売却することを発表した。

 それでも、NovellのSUSE Linuxは、Red Hat製品の有力な競合製品として、Linux市場では重要な地位を占めている。また他社製品と違い、主要なサーバ向け製品やソフトウェア製品との互換性も保証されている。しかし実際は、Red Hat Enterprise Linuxの人気は未だに衰えず、Red Hatの方がはるかに大きな利益を上げている。

 先週Novellが発表した解雇や売却のニュースは、大きな意味を持つ。だが、そのことによるLinux開発チームへの影響は「事実上ない」と、Novellの社長Ronald Hovsepianは先週のインタービューで述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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