総務省は8月31日、2010年6月末時点における電気通信サービスの契約状況を発表した。加入電話とISDNの契約数は、4237万4000件。前年同期の4626万9000件から8.4%減と、引き続き減少傾向を示した。
一方、IP電話の利用数は2371万件。前期末(2010年3月末)と比較して2.4%増、前年同期比では13.3%増と、堅調に利用数を伸ばしている。
IP電話のうち、局番が050で始まる番号は833万2000件。「OAB〜J-IP電話」と呼ばれるそれ以外の番号は1537万8000件と前期比の5.8%増、前年同期比の27.8%増となり、IP電話全体の約65%を占めている。
そのほか、携帯電話・PHSの加入契約数は、前年同期比4%増の1億1759万9000件。人口普及率は92%で3月末時点の91%から微増となった。このうちの82.6%が携帯電話端末IP接続サービスにも加入している。
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