ミルモは9月3日、Microsoft、電通、インターネットイニシアティブ(IIJ)、PacketVideoと協力し、Android端末向けの音楽・動画配信プラットフォームを構築したことを発表した。
今後コンテンツプロバイダーと連携し、年内にもMicrosoftの著作権保護技術であるWindows Media DRMおよびPlayReadyに対応した音楽・動画配信サービスを正式提供する。これに先立つ形でPCおよびAndroid端末内の音楽・動画コンテンツを管理するアプリケーション「millmo Media Player」を提供する。
ミルモ代表取締役社長の横地俊哉氏は「これまでiPhoneであればiTunes Storeがあったが、Androidではまだこのようなプラットフォームが存在しなかった」と開発の背景を語る。メーカー主導の垂直統合ではない、オープンなプラットフォームを構築することで幅広いコンテンツプロバイダー(CP)からの積極的なコンテンツ提供をねらう。
プラットフォームには、MicrosoftのDRMを採用した。提供するコンテンツの再生回数や再生期間、端末などはCPが柔軟に設定できるという。CPからは、コンテンツの種類により売上の2割程度を徴収する。
ミルモはmillmo Media Playerの開発を手がけるほか、CP向けにDRMや商品データベース決済機能などを提供する。その他4社の役割は以下の通り。
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