ミルモは6月23日、デジタル著作権管理(DRM)フリーの楽曲や音楽コンテンツをダウンロードできるNTTドコモ向けのiモード公式サービス「ラジうた取り放題」の提供を開始した。
ラジうた取り放題では楽曲のダウンロードをはじめ、専門チャネル「ラジうたステーション」でのネットラジオの配信、90秒間の楽曲試聴サービス、コミュニティ機能を備える。サービスは月額498円となっている。
楽曲のダウンロードについては、洋楽やインディーズ楽曲を中心に開始当初1万曲をラインアップし、今後は24万曲程度まで拡大していく予定。うた・ホーダイ形式では無制限のダウンロードが可能なほか、DRMフリーのWMAファイルをダウンロードできる。
WMAファイルは128kbpsの音質で提供する。ダウンロードの所要時間は、ファイルの容量にもよるが、HSDPA対応端末で約1分程度になるという。また対応機種であれば、ダウンロードは携帯電話で直接行うことが可能だ。なお、WMAファイルについては1曲210円の個別課金となる。
また、ラジうたステーションでは著作権処理済みの楽曲を使ったネットラジオを配信する。サービス開始当初は12番組をラインアップし、NTTドコモが提供する「ホームU」向けには、元YMOの高橋幸宏氏がDJを務めるオリジナル番組を、WMA形式でストリーム配信致する。
さらに、将来的にはラジオ番組制作者や一般ユーザーに対して権利処理済みの楽曲を提供し、ネットラジオを作成できる機能も提供していくことで利用ユーザーの拡大を進めるという。
そのほか、コミュニティ機能では、楽曲のプレイリストを作成するほか、販売楽曲へのコメントや気になる楽曲やアーティストについてタグを付けての管理ができるほか、公開されているプレイリストやユーザーをお気に入り登録することができる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」