京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は1月21日、通信事業者から回線を借りて通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)の運営を支援するMVNE事業に参入すると発表した。6月よりサービスを開始する考えで、まずUQ WiMAX網に対応するべくUQコミュニケーションズと協議中という。
KCCSは2002年にMVNO事業へ参入しており、これまで培った経験を生かして支援事業に乗り出す。第3世代携帯電話網やモバイルWiMAX網のほか、NGNなどの固定通信網も含め、マルチキャリア対応のネットワークプラットフォームを提供するという。MVNOにとっては、KCCSのサービスを利用することで短期間で小規模から通信事業に参入できるメリットがあるとのこと。
UQ WiMAX網を使ったサービスでは、KCCSが認証システムなども持つため、閉域接続やプライベートIPアドレスの割り当てといった付加価値の高いサービスを提供できるとしている。
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