京セラコミュニケーションシステム(KCCS、小林元夫社長)は、位置情報サービス「SAVE PLATFORM」に、PHS通信網「KWINS 4x」を追加した。
「SAVE PLATFORM」は、KCCSのデータセンター「D@TA Center」での豊富な実績などを生かしたASP型の位置情報サービス。従来、「D@TA Center」に位置情報を送信する通信網には、auの通信網「KWINS 3G」を利用していたが、今回新たにPHS通信網「KWINS 4x」もサポートした。これにより、安価な月額定額制サービスの利用可能にした。
「KWINS 4x」を利用することで、ユーザーは取得した位置情報を通信費を気にすることなく送信できるようになる。短間隔で詳細に軌跡情報を取得することも可能で、万一通信エリアが圏外になった場合でも、取得した位置情報を端末内のメモリに記憶し、圏内に入った時点で一括伝送することができる。料金は、端末1台あたり月額7875円。KCCSでは発売後1年間で1億円の売り上げを見込んでいる。
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