Appleの「App Store」の登録アプリケーション数が10万本を超え、いまや同社は世界最大のアプリケーションの小売業者として成長を遂げるに至った。
App Storeは2008年7月に立ち上げられ、リリース当初の登録アプリケーション数は500本に過ぎなかった。現在、App Storeは世界77カ国で提供されており、Appleは米国時間11月4日、累積ダウンロード件数が優に20億を超えていることを明らかにした。
App Storeで提供されているアプリケーションは、「iPhone」および「iPod touch」で動作する。
Appleは、9月にiPod touchの最新モデルを発表した時、ソニーの「PSP」や任天堂の「ニンテンドーDS」よりも優れたゲームプラットフォームに位置づけていた。Appleは、対抗プラットフォームのゲームはあまりにも高額で、満足できるセレクションをそろえていないと述べた。その当時、AppleはApp Store上に2万1000を超えるゲームタイトルをそろえていたのに対して、任天堂は3600タイトル、ソニーは600タイトルとなっていた。
Appleの発したメッセージは、明らかに意味を成しているようだ。
EA Mobileのワールドワイドスタジオ担当バイスプレジデントであるTravis Boatman氏は4日、「App Storeはモバイルゲーム業界に絶えず変化をもたらしてきた、今後も進歩は続いていく」とAppleのプレスリリースで引用されている。
しかしながら、App Storeも完璧ではなかった。とりわけAppleのアプリケーション承認プロセスは開発者に不満を引き起こし、時に申請したアプリケーションが拒否された理由は知らされることもないままとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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