Appleのタブレットは何年も前からうわさされていたが、ここ数カ月にわたってあちこちに漏れている情報は、それが現実である可能性を示唆している。AppleInsiderの新しい記事は、Appleがこのデバイスを2010年初めに売り出すべく準備を進めていると報じた。
米国時間7月24日に掲載されたこの記事は、タブレットの実現を阻んでいた重大な障害の最後のいくつかが取り除かれた、と述べている。The Wall Street Journalが2009年に報じたように、このプロジェクトは最高経営責任者(CEO)のSteve Jobs氏が自ら監督しており、2010年の1月から3月の間に発売する予定を組んでいる、とAppleInsiderは述べている。AppleInsiderによると、情報源は「Appleの内部事情に関して驚くほど正確なことで」尊敬を集めている人物だという。
この記事に先立ち、VentureBeatは7月13日、Appleが2008年に買収した半導体メーカーP.A. Semiが2つの部門に分割されたと報じている。1つは「iPhone」および「iPod」用のプロセッサを設計し、もう1つがタブレット用のプロセッサを設計するという。
今や複数のうわさや報道、憶測が、Appleのタブレットは基本的に「iPod touch」を大型化したようなものになり、価格はiPhoneやiPod touchの299ドルと「MacBook」の999ドルの中間になるだろう、と示唆している。
発売時期に関しては、2010年という話は以前にも耳にしたことがある。Piper JaffrayのアナリストであるGene Munster氏は、アップルの年次技術者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」開催前の2009年5月、このデバイス向けの部品を供給するアジアの企業から「来年(2010年)初め」という話を聞いたと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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