おサイフケータイで公共料金が払える「かざす請求書」、NTTドコモが開始

松田真理(マイカ)2009年06月04日 18時18分

 NTTドコモとセブン-イレブン・ジャパンは6月15日より、おサイフケータイを利用してコンビニエンスストアで公共料金などが支払える「かざす請求書」サービスを開始する。

 かざす請求書サービスは、請求書の情報をおサイフケータイに取り込み、コンビニエンスストアのリーダ/ライタにかざして料金の支払いができるサービス。対応機種は、N703iDを除く、903i、703iシリーズ以降のおサイフケータイ対応携帯電話で、支払いにかかる料金は無料。申し込みも必要ない。

かざす請求書 コンビニエンスストアでの利用イメージ(※画像をクリックすると拡大表示します)

 ドコモは請求書を発行する企業に対しASPサービスとして提供する。専用のシステムを構築する必要がなく、請求書の発行コストや紙資源の削減ができるという。コンビニエンスストアにとっては、請求書の情報を電子データで送信するため紙の請求書の保管が不要となるメリットがある。利用者はおサイフケータイアプリに最大4つまで企業を設定でき、各社の最新情報を見たり、支払状況や合計金額をアプリ上で確認できたりする。

 第1弾として6月15日から、全国のセブン-イレブンにおいて、かざす請求書サービスを使ってNTTドコモの携帯電話料金が支払えるようになる。今後両社は、他の請求書発行企業、携帯電話事業者、コンビニエンスストアへの拡大を進めるとしている。

「かざす請求書」アプリ画面イメージ 「かざす請求書」アプリ画面イメージ(※画像をクリックすると拡大表示します

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