Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアと共同のもと、「顔ちぇき!」などに代表されるジェネレータコンテンツに関する調査を行った。
≪調査結果サマリー≫
調査対象者は、15歳〜49歳のモバイルユーザー345人。男女比は、男性:48.7%、女性:51.3%。キャリア比は、Docomo:52.2%、EZweb:36.8%、Softbank:11.0%。
Q1では、「顔ちぇき!」などに代表されるジェネレータコンテンツの利用経験を尋ねた。その結果、「利用したことがある」が31.6%、「利用したことがない」が68.4%となり、非利用経験者が経験者を上回る結果となった。
Q1-1の結果を男女別にみると、男性の利用率は23.2%、女性は39.5%となり、女性の方が15ポイント以上も利用率が高いことがわかった。ジェネレータコンテンツの特徴は、自分の情報を送ると、その情報がブラックボックスの中で処理され、そして予想外だったりユニークな結果が返ってくるという点である。このワクワク感がユーザーの興味をそそるのだが、それだけでなくこのワクワクの後に(もしくは同時進行的に)発生する友人との共有も特徴の一つである。
ここからは個人的な感覚値によるものだが、この「共有」という行為がこれほどに男女の利用経験率に差を付けている要因なのではないだろうか。
ジェネレータコンテンツの利用経験をキャリア別にみると、最も利用経験率が高いのが「SoftBank」で47.4%、次いで「docomo」の31.7%、そして「au」の26.8%が続く結果となった。非常に興味深いのは、Q1-2で触れたように各キャリアにおける男女比の違いがこの結果に影響しているわけではないという点である。(Q1-2では、男性よりも女性の方が利用経験率が高いということがわかった)
キャリア別の男女比をみると、SoftBankが「57.9%:42.1%」(男性:女性)、docomoが「49.4%:50.6%」、auが「44.9%:55.1%」となっており、ジェネレータコンテンツの利用経験率の高さは全く逆の結果になっている。つまり、キャリア間におけるジェネレータコンテンツの利用経験率には、男女比以外の項目が大きく影響している可能性があるのである。
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