Q2では、Q1でジェネレータコンテンツを利用したことがあると回答した109人に対して、その利用件数を尋ねた。その結果、「1個」と回答したユーザーが最も多く49.5%、次いで「2個〜5個」の45.9%が続く結果となった。「6個〜10個」は2.8%、「それ以上」は1.8%となり、6個以上のジェネレータコンテンツを利用したことのあるユーザーは全体のわずか4%未満であることがわかった。
95%以上となる多くのユーザーは5個未満の利用に止まっていることがわかったが、この原因がプロモーションにあるのか、それともコンテンツの面白さや独自性の欠如によるユーザーの飽きにあるのか、コンテンツを作成する際は事実を明らかにする必要があるだろう。
Q3では、Q2と同様にジェネレータコンテンツを利用したことがある109人に対して、コンテンツの認知方法を尋ねた。その結果、「友人・知人からの紹介」と回答したユーザーが68.8%と圧倒的に多く、次いで「テレビ・ニュース」の21.1%、そして「モバイルのバナー広告」の17.4%が続く結果となった。
「友人・知人からの紹介」については、友人との「共有」が非常に重要な要素となっていることが伺え、ジェネレータコンテンツなどを使ったキャンペーンを行う際は、横への広がりを考慮したプロモーション設計が必要になるだろう。また、「テレビ・ニュース」については、最も有名なジェネレータコンテンツの一つである「顔ちぇき!」(ジェイマジック提供)がフジテレビの人気情報番組である「めざましテレビ」の中で紹介されたことがこの結果に大きく影響していると考えられ、パブリシティを使った普及もキャンペーンを成功させるための一手段なのでないかと考えられる。
次回、ジェネレータコンテンツに関する調査では、ジェネレータコンテンツの利用が企業やサービスのイメージや利用にどのような影響をもたらしたのかについて触れていく。
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本調査はモバイルインターネットリサーチを使ったものです。あくまでも指標や参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
調査対象:15歳〜49歳のモバイルユーザー345人
調査期間:2008年8月21日〜2008年8月25日
調査方法:モバイルリサーチ
調査機関:ネットエイジア
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