ドコモは5月27日、夏モデルの906i、706iシリーズを発表した。906iシリーズは動画機能を強化し、706iシリーズは薄型ながらワンセグ機能や防水機能を備えたモデルをそろえた。6月より順次発売する。
906iシリーズは全部で8機種。いずれも最大2Mバイトの動画をアップロード可能。フルブラウザでFlash 8相当のFlashコンテンツが閲覧可能になり、YouTubeなどの動画を閲覧できる。また、ソニーのBlu-ray Discレコーダーに保存した番組を携帯電話に転送できる。
新しい端末を買い替える度に操作手順を覚え直さなくてはいけないというユーザーの不満を解消するため、よく使う機能を少ないキー操作で呼び出せる「ダイレクトメニュー」を採用。今後発売する機種にもダイレクトメニュー機能を搭載する予定といい、機種変更しても同じ操作で使えるとした。
標準機能として、GSMエリアを含む海外で使える「WORLD WING」、下り最大3.6Mbpsの通信が可能な「FOMAハイスピード」「ワンセグ」「GPS」、1台の端末で2つの番号が使える「2in1」、非接触ICによるクレジット決済「DCMX」「iD」に対応。また、フルワイドVGA液晶を搭載した。
このほか、ウェブグリーティングカードのようなアニメーションメールが送れる「デコメアニメ」に対応。また、デコメ素材としてFlashも使えるようにした。
端末は、歩数計機能のついた富士通製「F906i」、笑顔を検出して自動でシャッターを切れる機能を搭載したNEC製「N906i」、厚み12.9mmの「N906iμ」、IP電話が利用できる「N906iL onefone」、P905iで好評だった、縦横どちらからでも開くWオープンスタイルを踏襲したパナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P906i」、液晶テレビAQUOSの映像技術を活用したシャープ製「SH906i」「AQUOSケータイ SH906iTV」、同じく液晶テレビBRAVIAの高画質技術や操作性を生かしたソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製「SO906i」がある。
706iシリーズは全11機種。脈拍センサーを搭載した、健康管理ができる端末や、防水モデル、雑貨ブランド「Francfranc」とのコラボレーションモデルなどがある。
まず、使いやすさをコンセプトに掲げた706ieシリーズとして、LG電子製「L706ie」のほか、「N706ie」「P706ie」「SH706ie」がある。eはEasy(簡単)、Enjoy(楽しい)、Everyone(誰でも)などの意味を込めているとのこと。ボタンが大きく押しやすいほか、画面の文字を拡大できたり、周囲の雑音を消して音声を聞きやすくしたりできる。
このほか、防水ワンセグケータイの富士通製「F706i」、第3世代携帯電話の折りたたみ型として世界最薄となる厚み9.8mmの「P706iμ」、歩数計や脈拍センサーを搭載し、内蔵アプリケーションで健康管理ができる「SH706iw」、Francfrancとのコラボレーションモデルがある「N706i」、ストレートタイプのノキア製「NM706i」、スライド式の「SH706i」、パネルの着せ替えができる「SO706i」がある。
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