ソニーが「Xperia」シリーズの最新主力スマートフォンとなる「Xperia XZ」と「Xperia X Compact」を発表した。
ベルリンで開催されるIFA 2016の開幕に先駆けて発表されたこのスマートフォンには、鮮明な写真の撮影を可能にするソニーの「トリプルイメージセンシング技術」が搭載されている。
どちらの端末も3つのイメージセンサを同時に使用する23メガピクセルのカメラを装備し、動きのある画像を正確な色で捉えることができる。オートフォーカス技術とRGBC-IRセンサ技術により、暗い場所でも高画質の写真が撮影可能だ。
また、Xperia XZは13メガピクセル、Xperia X Compactは5メガピクセルの前面カメラを備える。
ディスプレイは、XZがガラス製で5.2インチ、X Compactは4.6インチとなっている。
Xperia XZには、性能とバッテリ効率を向上させるよう設計されたQualcommの「Snapdragon 820」プロセッサが搭載されている。XZとX Compactの両方で、効率とバッテリ持続時間の向上を図るためQnovoと共同開発した充電最適化技術と、「Battery Care」という新機能が採用されている。充電最適化技術は充電電流を監視してバッテリを長持ちしやすくする。Battery Careは過度な充電を防ぐための機能である。
XZとX Compactは、AIで強化されたソニーのこれまでの端末の流れを汲んだスマートな機能を搭載する。「Xperia tips」はユーザーの習慣を学習し、ユーザーが最適な形でスマートフォンを使用するためのアドバイスなどを提示する。「Smart cleaner」はユーザーが最もよく利用するアプリを学習する。使っていないアプリを停止してキャッシュをクリアし、スマートフォンを常に最適なスピードで機能させる。
どちらの端末も電源ボタン上の指紋センサで認証することができるため、ユーザーは端末を手に取って、1つの操作でロックを解除可能だ。
Xperia X Compactは9月、Xperia XZは10月に世界で発売される予定。シングルSIMとデュアルSIMのモデルが用意される。価格は明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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