Facebookが、スタンドアロンモバイルアプリをまたリリースした。今回のアプリは機能を分離しただけでなく、著名人と一般人をも分離する。
「Paper」や「Slingshot」を生み出したFacebook Creative Labsが今回発表したのは、「Mentions」というアプリ。対象ユーザーは、Facebookのユーザーと日常的に対話することによって直接的または間接的に同ソーシャルネットワークの収益生成に貢献する認証済みの著名人である。
Mentionsは、著名なアスリート、ミュージシャン、俳優などを対象に設計されている。有名人はフォロワーとのやり取りに加えて、世界最大のソーシャルネットワークであるFacebook上で自分がどのように認識されているかをよりよく理解することができる。
最新ステータスや共有アップデートを表示するFacebookホーム画面の「News Feed」(や、デジタルニュースリーダーアプリ「Paper」)の別バージョンのように見えるが、Mentionsを利用すれば、ユーザーとの関わりを育む機会が標準の「Facebook」アプリよりも多く得られる。
例えば、著名人はMentionsを通してライブのQ&Aセッションを開くことができる。12億8000万人を超えるユーザーがライブで著名人とやり取りでき、Twitterでハッシュタグをフォローするよりも簡単そうに思われる。
Mentionsはまず、米国の認証済みの公式アカウントを対象に提供開始され、数カ月のうちにその他の国やアカウントに対して提供される予定。著名人は、「iPhone」アプリをダウンロードしてアクセスを要求することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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