「iPad 2」、モデルによってマイクの音質に違いか--iLounge報道

Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年03月18日 10時56分

 iLoungeは米国時間3月16日、「iPad 2」に搭載されているマイクの音質がモデルによって異なることを指摘した。iLoungeは、原因について、マイクの穴があけられている場所を挙げている。

 iPad 2マイク用の穴は、Wi-Fiバージョンの場合、本体背面を構成している金属板にあけられているが、Wi-Fi+3Gバージョンの場合、プラスチック製アンテナカバーにあけられている。

 iLoungeの編集主任Charles Starrett氏は、「恐らくこの材質の違いにより、Wi-Fiモデルは、3Gモデルに比べて音のきれいさが際立っている。3Gモデルは、結果的に音がわずかにこもり、エコーがかかる傾向にある」と投稿で述べている。

 iPad 2において、Appleはマイクの位置をヘッドホンジャックの隣から、本体上部中央に移動している。初代iPadの場合、本体上部にある3Gアンテナがマイクの位置と同じになることはなかった。

 Wi-FiバージョンとWi-Fi+3Gバージョンの音声の違いに関連して、Starrett氏は、GSM AT&TバージョンとCDMA Verizonバージョンという2つの3Gモデルを比較した場合、GSM 3Gモデルの方が「わずかに好ましい」とも述べている。

 iPad 2では、Appleのビデオチャット機能「FaceTime」の利用が可能になったことや、iPad版の「GarageBand」および「iMovie」が登場したことから、マイクは重要なハードウェア部品となっている。

iPad 2 Wi-Fi+3Gバージョン。中央にある小さな穴がマイク。 iPad 2のWi-Fi+3Gバージョン。中央にある小さな穴がマイク。
提供:Josh Lowensohn/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]