Nielsenは、人々がFacebookやTwitterの利用に費やす時間が大幅に増えていることを明らかにした。
Nielsenが米国時間2月22日に発表した調査データによれば、世界のソーシャルネットワーク利用者は、2009年12月に平均して5時間半以上をFacebookやTwitterを始めとするサイトに費やしたという。これは、2008年12月と比べて82%の伸びとなった。当時、FacebookやTwitterの利用者が1カ月間で各人気サイトに費やした平均時間は約3時間だった。
インターネットのあらゆるサイトおよびアプリケーションの中で、ソーシャルネットワークとブログが、2009年12月に最も利用されたサービスとなっており、2位以下にはオンラインゲームやインスタントメッセージングが続いている。Nielsenは、12月のユーザー数が2億690万人に達したFacebookが最大規模のソーシャルネットワーキングサイト(SNS)となっていると発表しており、Facebookは全世界のSNS利用者数の67%を占めるまでになっているという。
国別に見るならば、世界でもSNS利用者数が最も多いのは米国で、ユニークビジター数は1億4210万人を記録している。SNS利用者数で上位に入っている他の国としては、4650万人の日本、3130万人のブラジルが続いている。
一方、オーストラリアの利用者は、SNSに最も多くの時間を費やしており、1カ月間の平均利用が7時間近くに達している。米国、英国、イタリアの利用者も、1カ月間に約6時間をSNSの利用に費やしている。
米国の利用者は平均して、12月にFacebookやTwitterなどのサイトで6時間以上を費やした。米国でFacebookに費やされた時間は、前年同月比で200%増となったのに対して、Twitterの利用時間は前年同月比で実に368%増に跳ね上がった。Nielsenの調査結果に含まれたSNSの上位5サイトの中で、Twitterの成長速度が引き続き最も急速に伸びており、2009年12月のユニークユーザー数は、前年同月比では579%増となる1810万人を記録した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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