電通は12月28日、韓国にメディア事業の基幹会社「電通メディア韓国」を設立する。アジア有数の広告市場である韓国におけるプレゼンスの向上を図るのが目的だ。
電通メディア韓国は電通が株式の67%、普光グループが33%を保有する。資本金は45億ウォン(約3億5000万円)。電通 メディアビジネス推進局 グローバルメディア事業部 スーパーバイザーの池田力氏が代表理事社長に就任する。
現在、韓国における電通のメディア事業は、連結子会社である電通イノベックのメディア部門、持分法適用会社であるフェニックス・コミュニケーションズのメディア部門、およびPDSメディアの3社が担当しているが、このうちPDSメディアの営業権を新会社に移管する。
また、時機を見て韓国における電通グループのメディア業務を電通メディア韓国に集約していく予定。なお、グループ・シナジーの醸成を目的に、12月22日付けで電通イノベックの社名を「電通韓国」に変更する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス