電通は11月10日、デジタル関連事業を統括する事業統括会社「電通デジタル・ホールディングス(DDH)」を2010年1月5日付けで設立すると発表した。電通グループ内のデジタル事業を統合、一元管理することで、より質の高いワンストップソリューションを提供するのが狙いという。
電通内にはデジタル・ビジネス局(DB局)を2010年1月1日付けで新設する。DB局では、デジタル関連のキャンペーンプロデュース、メディア、制作、マーケティング、データ分析、テクノロジー開発、ビジネス開発などの機能やリソースを集約。各セクションと協働しながら統合キャンペーンを展開するほか、マスメディアなどと連携したソリューションを提供していく。
DDHは、サイバー・コミュニケーションズ(cci)をはじめとする電通グループのデジタル関連グループ会社群を統括し、DB局と連携する。これによりグループ全体の統合デジタル戦略を迅速に立案、実施し、事業環境変化や広告主ニーズの高度化に即応できる体制を構築するとしている。なお、代表取締役社長CEOには電通執行役員の杉本晶氏が兼任として就任する。
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