懐かしい学生時代を振り返りたくなったとき、ふと思い出すのが「卒業アルバム」だが、実際のところ、卒業後に見返す人はどれくらいいるのだろうか?20代から40代を中心とするネットユーザー370名に調査し、回答を集計した。
回答者の最終学歴は、「中学校」が1.9%、「高等学校」22.7%、「高等専門学校・短期大学」8.4%、「専門学校」13.8%、「大学」44.1%、「大学院」が9.2%。
卒業アルバムについては、今も保管している人が全体の85.9%。その人に現在の住まいで保管しているかどうかを聞いたところ、「すべて置いている」が49.4%で最も多く、「一部だけ置いている」の20.8%と合わせると、70.1%が手元に卒業アルバムを置いていることがわかった。
また、卒業アルバムを保管している人に、実際に卒業アルバムを見返すことがあるかをたずねたところ、「頻繁に見返す」は1%に満たなかったが、「たまに見返す」の38.1%と合わせると、38.4%が見返すことがあるとした。
女性では40.5%がアルバムを見返しているが、男性は36.5%とやや少なめ。年代別では20代が46.3%、30代は34.6%、40代は31.9%と、卒業から年数が経つほど卒業アルバムで学生時代を振り返る人が少なくなる傾向が見られた。
では、卒業アルバムを今も見返している人には、どのような傾向があるのだろう。卒業してから卒業校の同級生と会いたくなることがあるという人は、全体では67.0%だが、卒業アルバムを見返している人では91.8%。
また、実際に卒業校をSNSで調べたことがあるかとの問いに「ある」と回答した人は、全体では33.8%だったのに対し、卒業アルバムを見返している人では51.6%にのぼる。やはり、卒業アルバムで学生時代を振り返ることがあるという人には、卒業校への愛着があり、卒業後も同級生とのつながりを大切にしたいと考える傾向が強いようだ。
ちなみに、卒業アルバムを見返すことがある人に、どの時期のアルバムを見返すことが多いかと聞いたところ、「一番楽しかった学校のアルバム」が44.3%で最も多く、次いで「すべて同じくらい見返す」が39.3%、以下「最終学歴の学校のアルバム」11.5%、「小学校のアルバム」4.9%という順であった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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