「あの時やっていれば今と違う人生があったかもしれない…」過去を振り返り思うことはないだろうか?アイシェアは個別指導塾のスクールIEを運営する株式会社拓人と共同調査を実施。「あの時」とはいつなのか?20代から40代を中心とするネットユーザー男女1140名に調査し、回答を集計した。
回答者に学生(児童含む)のころ、勉強は好きだったか?と聞いたところ、「どちらかというと嫌いだった」が41.5%と最も多く、「嫌いだった」は17.7%。一方、「好きだった」は11.3%、「どちらかというと好きだった」が29.5%で、全体では「好き」対「嫌い」が4対6という比率だった。
あの時、勉強しておいて良かった!(がんばって勉強した!)と思う時期はいつか?との問いには、「中学生」が最も多く全体の27.1%で、「高校生(22.7%)」がそれに続いた。3位には「勉強しておいて良かったと思う時期はなかった」との回答が入り、「大学生(専門学生)(12.9%)」「小学生(10.1%)」としたのは「中学生」の半分以下だった。
一方、今「あの時、勉強しておけばよかった」と反省する時期は「高校生(37.5%)」「中学生(21.7%)」で、「小学生」としたのはわずか5.5%だった。もしも過去に戻って勉強し直せるとしたら、どの時期がいいかでは、「中学生」25.9%、「高校生」が28.2%と拮抗しており、勉強しておけばよかったと反省する時期と近い結果となった。
学生のころ、勉強に対する「やる気スイッチ」が入ったことが「ある」としたのは全体の57.2%で、勉強の好き嫌い度別に見ると、勉強が「好きだった(75.2%)」「どちらかというと好きだった(71.4%)」人では70%以上が「ある」と回答したが、「どちらかというと嫌いだった(51.2%)」「嫌いだった(36.1%)」と、勉強嫌いになるほど割合が下がり、勉強が好きだった人ほど「やる気スイッチ」が入った経験を持つ割合が多いという結果になった。
勉強に対するやる気スイッチが入ったのはどんなときかとの問い(複数回答)でのトップは「難しい問題が解けたとき(44.8%)」。2位の「試験などの結果がよかったとき(43.1%)」と、何らかの成功体験がきっかけになっているようだ。20代では「面白い問題に出会ったとき(41.3%)」「問題の回答に自信が持てたとき(36.8%)」が、他の年代より高い数値となった。
親として、学生に勉強へのやる気スイッチを入れるとしたら「小学生」のときだと思う(38.9%)、「中学生」のときだと思う(37.5%)と、全体では小中学生のときが多数を占めた。性別では女性の1位は「小学生(47.1%)」、男性の1位は「中学生(40.4%)」と、男性の方がスイッチの入れ時をやや遅めに回答した。年代別では、40代はやる気スイッチの入れ時を「中学生(41.0%)」とし、30代では子どもが勉強するなら「小学生(41.4%)」からと意識が異なるようだ。
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