ネットレイティングスが発表した、2008年の年間バナー出稿ランキングデータ「インターネット広告2008」によると、最も露出回数(アド・インプレッション)が多かったのは化粧品会社のディーエイチシー(DHC)であるという。
露出回数では、DHCに続いて、みずほ銀行、バイク買取専門店「バイク王」を運営するアイケイコーポレーション、カービュー、リクルートの順になった。オリックス・クレジット(6位)、やずや(7位)、アメリカン・エキスプレス(8位)、化粧品「草花木果」を販売するキナリ(9位)、三菱UFJ銀行(11位)など、銀行・クレジットや通販企業が上位にあがっている。
一方、広告枠ごとに正規料金単価をかけて算出した推計広告費用ランキングでは、ソフトバンクモバイルがトップとなった。以下、リクルート、富士通、マイクロソフトと続いている。また、単価の高い広告枠へ積極的に出稿したトヨタ自動車(5位)、日産自動車(6位)、本田技研工業(9位)がトップ10入りしたほか、サントリー、日本コカコーラなども上位に並んだ。ネットレイティングスでは、ナショナルクライアントと呼ばれる大企業のバナー広告活用が定着していると分析している。
これはニールセン・オンラインが提供するオンライン広告統計データ「AdRelevance Expenditure」を使って調べたもの。ネットレイティングスでは詳細を「オンライン広告費上位100社ランキング」と「業種別オンライン広告費全企業ランキング」の2種類に分けて販売している。
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