米Yahooは、同社の「Yahoo! Search BOSS」(Build Your Own Search Service)において、パートナー企業らが特定分野に関連した検索結果を表示できるようにする垂直検索機能「vertical lens technology」を追加した。
BOSSでは、Yahooの検索結果を整理したり、並べ替えたり、組み合わせたりして変更することができるようになっている。教育機関や小規模サイトはBOSSを無償で利用できるものの、大規模サイトはYahooの検索広告を表示するか、売り上げをYahooと分け合う契約を結ぶ必要がある。Yahooによると、vertical lens機能を用いることで、パートナーは「コアユーザーのエクスペリエンスを補完するような真に包括的な垂直検索エンジンを構築することができる」という。
今のところ、このvertical lens technologyを利用できるのは一部のパートナーのみである。その中には、TechCrunchも含まれており、同サイトでは現在、この機能を用いてテクノロジに関連する検索結果を表示している。Yahooは「われわれは、BOSS APIを通じて、この機能をオープンなかたちで利用できるようにするために取り組んでいるところである」と述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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