画質の美しさに定評のあるブルーレイディスク。テレビCMも盛んに行われているが、所有・利用の実態はどうなのだろうか。20代から40代を中心とするネットユーザー452名の回答を集計した。
回答者のブルーレイ再生・録画機器の所有率は13.1%、59名。利用機器は「プレイステーション3」が49.2%と最も多く、「ブルーレイディスクレコーダー」が39.0%、「パソコン」「ブルーレイディスクプレーヤー」が20%台で続いた(複数回答形式)。
ブルーレイ機器所有者がメイン視聴に利用しているテレビは、33.9%が「ブラウン管テレビ」、20.3%が「液晶テレビ」。ブルーレイの性能が発揮される「フルスペック液晶テレビ」は18.6%、「フルスペックプラズマテレビ」は10%未満の少数派で、ブルーレイ特有の高画質を十分に満喫しているとはいえない状況が伺えた。
画面サイズは、「27〜32型」が30.5%で最も多く、次いで「20〜26型」「33〜42型」が20.3%で同数。テレビCMのような大画面で楽しんでいる人は、まだ少数派のようだ。
メーカーについては、テレビと同メーカーで揃えることを提案するテレビCMが展開されているが、現状「同じメーカーにしている」人は18.6%。「違うメーカーだが、同じにしたい」人が33.9%いるものの、半数近くは「違うメーカーで良い」と答えた。
ブルーレイ機器を持っていない人に、購入するならどのメーカーがいいと思うか聞いたところ、32.1%が「ソニー」と回答。その理由については「知名度」「信頼感」「プレイステーション3が欲しいから」といった声が多かった。
2位は24.2%の「パナソニック」だが、今年2月に「HD DVD」事業から撤退する方針を固めた「東芝」も3位で14.0%が支持。現状製品の使い勝手を評価する声が目立った。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス