ニワンゴは10月より、動画コミュニティサイト「ニコニコ動画(夏)」の一部の広告の大きさをmixiと同一にする。広告主の利便性を高め、広告出稿を促す狙いのようだ。
具体的には、ローテーションバナー(468ピクセル×60ピクセル)とブランディングバナー(224ピクセル×224ピクセル)を採用する。
ニワンゴとミクシィはこれまで、ニコニコ動画内の動画をmixiに貼り付けられるようにするなどの提携関係にあった。また、黒字化を目指しているニコニコ動画では広告販売の強化が課題となっており、ニワンゴの親会社であるドワンゴの顧問、夏野剛氏は7月に行ったCNET Japanのインタビューに対し、「広告枠をどう設計するかというメディアデザインから始まって、広告代理店との関係、さらに単価の設定、売り方まで含めて全体的に見直す」との考えを示していた(参考記事:「ニコニコ動画を日本のインフラにする」--夏野氏がニコニコ動画に参画した理由)。
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