米国時間6月17日に発表された最新の調査によれば、ウェブ広告の四半期売上高が、2004年以来初めて、前四半期をわずかだが下回った。
Interactive Advertising Bureau(IBA)とPricewaterhouseCoopers(PWC)の調査によれば、1月から3月までのインターネット広告費は58億ドルで、2007年第4四半期の史上最高記録である59億ドルから減少した。2004年末以来、広告費の伸びは四半期成長率からわずかも後退することがなかった。
良い面は、第1四半期の売り上げが前年同期から18%上昇したことだ。IABの記録では、第1四半期の支出額は過去2番目に高い数字を示した。
PricewaterhouseCoopersのパートナーであるDavid Silverman氏は、景気の悪化と、一般的に第4四半期に比べて第1四半期はメディア広告費が縮小されることが、今回の下降の原因だとしている。Silverman氏は声明で、「インタラクティブ広告費のファンダメンタルズは引き続き明るく、将来的には成長が続くと予想している」と述べている。
IBAとPWCは、検索、ディスプレイ広告など、支出の種類は分類しなかったが、TNS Media Intelligenceの最近の報告では、ディスプレイ広告費の成長は、引き締めにより、最も打撃を受けていることが示されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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